5分で分かる非加熱はちみつ! 99%のはちみつが加熱されているという事実

はちみつを購入する際、何を基準で選んでいますか?

色が綺麗、金額が手ごろ、やはり安全そうな国産のはちみつ。

そのように選ばれている方が多いと思います。

実は、はちみつを選ぶ際、一番重視してほしいことは非加熱かどうかです!

あなたは加熱された甘いだけのはちみつと、美容と健康に優れた非加熱はちみつ、どちらを選びますか?

非加熱はちみつと普通のはちみつの違い

普通にスーパーなどで市販されているはちみつは、色が薄いベージュ、もしくは濃いブラウンで、透き通っていて、チューブやプラスチックボトル、少し値段が高くなると瓶に入っています。

チューブやプラスチックボトルは、サラッとしているので使うとき、下を向けて押すと出てきますね。

使いやすさ重視で選ぶとチューブやプラスチックボトルかもしれませんが、サラッとしているのは、はちみつが加熱されているからです。

対して、非加熱はちみつの多くは瓶に入っていて、スプーンやハニーディッパーですくって取り出します。

それは非加熱はちみつは固く、容器を傾けても出てこないからです。

結晶化し固まっていたり、ドロッとしているのでスプーンなどを使わないと取り出せません。

加熱されている普通のはちみつと、非加熱はちみつは栄養面において全く別の食品です。

非加熱はちみつはスーパーフードですが、加熱されているはちみつは単なる甘味を添加するだけのものと思った方がいいでしょう。

 はちみつの作り方

ミツバチが蜜源となる花の蜜(花蜜)を採集し巣に持ち帰り、貯蔵係のハチに口移しで花蜜を渡します。

貯蔵係のハチはその花蜜を貯蔵庫に保管し、自らの羽の羽ばたきで水分を蒸発させます。

その蜜は巣に持ち帰った時点では、水分量70%と水っぽい状態ですが、水分量20%になるまで羽ばたいて濃縮させます。

それから巣作り係のハチが、ハチの分泌液である蜜ろうによって蓋をして、じっくりと時間をかけて熟成させます。

その後、養蜂家が巣板を遠心分離機にかけ、蜜を巣から飛ばし、フィルターで濾して不純物を取り除いたものが天然の非加熱はちみつです。

自然界で最も甘い蜜といわれるはちみつ。

1匹のハチが一生で集められるはちみつの量は、ティースプーン1杯分、その間に飛ぶ距離はおよそ1万㎞。およそ東京からサンフランシスコまでの距離を飛んで集めるそうです。

天然の非加熱のはちみつは、ミツバチたちの努力の結晶です。

国産はちみつと外国産はちみつの違い

非加熱のまま販売している商品はとても少なく、一般的なスーパーなどで入手は困難です。

国産はちみつなら安心と思うかもしれまんが、はちみつに関しては海外(ただしヨーロッパ、キルギス、ニュージーランド等)の方が優れています。

ヨーロッパには、はちみつの品質基準を定めた『はちみつ純正法』という食品法があります。

1976年に作られ、ミツバチへの投薬を禁止する、蜜源となる植物の農薬の規制、はちみつの糖度、酵素など厳しい基準が設けられています。

近年、ミツバチが激減しているのは、ネオニコチノイド系の農薬だといわれています。

ヨーロッパではネオニコチノイド系の農薬が使用禁止になる例が増えていますが、日本では逆に規制緩和の流れがあるそうです。

また、日本の養蜂ではより多くのはちみつを生産するため、病気予防としてみつばちへ抗生物質を入れたシロップを与えます。

当然、はちみつにも抗生物質が検出されますので、濃度を薄めるため、海外産のはちみつを混ぜていたという偽装が何度もニュースになっています。

これらは「国産という聞こえとがいいので安心して買ってもらえる」と販売されているようです。

もちろん、海外産なら安心というわけではありません。

日本で使われるはちみつの90%は中国産ですが、はちみつから抗生物質が何度も検出されており、ヨーロッパは中国産のはちみつを輸入禁止しています。

PM2.5などの大気汚染の中、その土地の花から採蜜したはちみつに影響があるのは容易に想像できます。

99%のはちみつは加熱されているという事実

市販されているはちみつに添付してあるラベルを見ると、「純粋蜂蜜」「精製蜂蜜」「加糖蜂蜜」と区分表示があります。

「純粋はちみつ」とあればOKと思いがちですが、日本の「純粋はちみつ」の表示規定は、加糖はNGだが加熱はOKというものです。

実は販売されている国産、海外産すべてのはちみつの99%が加熱されています。

なぜ普通のはちみつは加熱されているのか

はちみつを加熱する理由は3つあります。

まだ熟成されていないはちみつを摂るから

生産性を優先し、早く販売したいからとまだ熟成していないはちみつを摂ってしまいます。

当然、まだ、水っぽい状態です。

それを加熱し、煮詰めて水分を蒸発させています。

はちみつは糖度の最低値が決まっていて、日本は糖度78度となっています。

糖度を上げるため、水あめや人口転化糖を加え加熱します。

また、巣板によって完熟度や糖度のばらつきが出るので、同じラベルを貼った同じ商品として販売するのに加熱し、均一にする目的もあります。

フィルターを通して瓶詰めをしやすくするため

完熟した非加熱はちみつはドロッとしていて粘度があるため、フィルターを通しにくく、瓶詰めも大変な作業です。

さらに非加熱はちみつは遠心分離機のあと結晶化するのが早く、フィルターで濾すことが困難になるので、加熱することによって元に戻しています。

ドロッとしている状態だと、粗いフィルターしか通せず、どうしてもはちの巣の欠片などが混入してしまいます。

サラッとしているほど細かいフィルターを通すことができるので、ゴミや不純物を取り除くことができ、時間も短く済むので効率的です。

輸送の際の気温上昇によって

養蜂に適した環境で、優れた非加熱のはちみつを作り出している海外産でも、船での輸送の際、コンテナ内で温度が上昇し、はちみつが意図せず加熱されてしまいます。

はちみつは45度以上だと含まれている成分が壊れてしまいますが、赤道付近の海面は昼間60度以上に達しているといわれています。

通常、海外からドラム缶で輸送されますが、結晶化したはちみつを瓶に詰めるのに100度近い温風庫に入れてドロドロに溶かしてから瓶詰めしています。

せっかく海外産のオーガニックの非加熱はちみつを選んでも、この工程で加熱されているので、期待すべき非加熱はちみつの効果効能はなくなってしまっています。

非加熱はちみつと加熱はちみつの見分け方

非加熱はちみつか、加熱されているはちみつかは次の4点で見分けてください。

結晶化しているか

はちみつが白く固まることを結晶化といいます。

気温が14~15度くらいで結晶化が始まります。

ただし、全ての非加熱はちみつが結晶化するわけではありません。

ブドウ糖が多い蜜源だと結晶化しやすく、アカシアはちみつのようにブドウ糖が少なく果糖多いはちみつだと結晶化しにくいようです。

成分表示を確認する

市販されているはちみつの瓶にラベルが貼ってあると思います。

成分表示を確認して、「加糖ブドウ糖液」や他の糖類が添付されていないか、「精製はちみつ」も加熱加工がされています。

OKなのは、「純粋はちみつ」だけです。

しかし、前述したように「純粋はちみつ」と表示されていても加熱してあるものが多いので、注意が必要です。

色を確認する

非加熱はちみつは、濾過をする作業しか経ていないので花粉が含まれています。

また、はちみつの酵素が発酵し続け、細かい泡が出ているため、透明感がない場合が多いです。

もちろん採蜜した花の種類によっては、透明度の高いはちみつもあるので判断材料の一つとして考えてください。

そして、加工されたはちみつには、わざと透明度を低くするため、色を加えたり、焦げ付かせたりしている商品も残念ながらあるようです。

店頭で香りを嗅げるようなら嗅いで、少し焦げ臭いような匂いがしたら、それは加熱されたはちみつです。

値段を確認する

非加熱はちみつは粘度が高いので扱いが難しく、時間と手間がかかっているため、加工されたはちみつより値段が高くなります。

スーパーなどで販売している安いはちみつは、生産性を高めるため加熱や加糖が行われたはちみつで、本物のはちみつではなく、単なる甘味を加えるものと思ってください。

海外産の天然で非加熱はちみつで、輸送時に温度が一定になるようコントロールされた商品の値段が高くなるのは当然です。

天然の非加熱はちみつは高級品ですが、賞味期限がないので長く楽しむことができます。


非加熱はちみつをおすすめする理由

はちみつは加熱されたものより非加熱をおすすめする理由は、栄養価の違いです。

加熱されたはちみつは、本来はちみつが持つ栄養素が破壊されています。

はちみつの栄養素は熱に弱く、45度以上になると栄養成分の破壊が始まり、60度でほぼ死滅すると言われています。

しかも水あめや人口転化糖が加えられ、はちみつは少ししか入っていない商品もあります。

これらは単なる甘味料として考えましょう。

非加熱はちみつの栄養と酵素

非加熱はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖です。

その他、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、抗酸化作用に優れたポリフェノールも含まれています。

ビタミン類は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビオチン・C・K・コリンなどが約10種類。

ミネラルは27種類、22種類のアミノ酸、80種類の天然酵素、10種類以上の有機酸など、なんと150種類以上の栄養成分が含まれ、非常にバランスが良く、まさにスーパーフードです。

非加熱はちみつの効果

・腸内環境を整える

非加熱はちみつは熱に弱いオリゴ糖・グルコン酸が生きています。

これらは腸内の善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を増やす働きがあります。

腸内環境を整えることで、花粉症やアトピーなどのアレルギー改善や、生活習慣病の予防・改善、うつ症状の改善が期待できます。

・疲労回復効果

非加熱はちみつの主成分はブドウ糖と果糖です。

これらは単糖類といい、体に入るとこれ以上分解されることがないので、素早く短時間で吸収することができます。

・殺菌効果

はちみつが咳や喉の炎症を鎮めることは有名です。

非加熱はちみつは、80%という高い糖度を保っているため、細菌のバクテリアはその浸透圧で体液を吸い取られてしまい生きていられません。

菌を殺菌するだけでなく繁殖するのを抑え、はちみつのドロッとしたテクスチャーが粘膜を優しく保護してくれます。

・ダイエット効果

甘いので太ると思われがちなはちみつですが、砂糖大さじ1杯が約35kcalに対し、同じ甘味度だとはちみつは大さじ1/3ですみます。

はちみつ大さじ1/3のカロリーは約20kcalなので、約40%もカロリーダウンできます。

はちみつの主成分であるブドウ糖と果糖は、胃腸に負担がかからず吸収され、すぐエネルギーとなり、蓄積されることが少ないので、脂肪になりにくくなっています。

また、非加熱はちみつの中の果糖が血糖調整を行うという特徴があり、GI値が低いので、はちみつの摂取量や摂取するタイミングなどに留意すれば、ダイエット効果が期待できます。

・抗酸化による美容効果

はちみつはカルシウムや鉄など27種類のビタミン・ミネラルと、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど約150の栄養成分を含んでいます。

ビタミンB1、B2などのビタミン類が豊富で、ポリフェノールによる抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果を期待することができます。

限りなくワイルドハニーに近い非加熱はちみつ

日本で販売されているはちみつの99%が加熱してあり、非加熱のまま販売しているはちみつは非常に少ないです。

自分で養蜂をするか、環境のいい養蜂場のフィルターで濾過したてのはちみつが手に入ればいいですが、現実的ではないでしょう。

本来、はちみつは、ミツバチによる植物の花粉交配の賜りものです。

その植物が農薬の助けを借りて育てられていると、はちみつにも当然、農薬が入ってしまいます。

野生の植物を蜜源とし、ミツバチにも薬の投与などせず、自然の状態で作られたはちみつ。

それらは貴重で、あまり店頭には並ぶことはないでしょう。

インターネットで買えるおすすめの非加熱はちみつはこちらの記事で紹介しています。

一番のおすすめはキルギスの『TSUKUMOZA エスパルハニー』です。

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– エスパルハニー(ESPARCETTE HONEY)(h3)

中央アジアにあるキルギス共和国のエスパルセットを密源とするはちみつです。

エスパルセットは、和名はイガマメ、ホーリークローバーと呼ばれるマメ科の高山植物で、天山山脈の麓の高原地帯に完全無農薬で自生しています。

『TSUKUMOZA エスパルハニー』のミツバチは体の強い小さな個体のミツバチなので、抗生物質を投与することなく養蜂された100%オーガニックで作られた天然の非加熱はちみつです。

エスパルハニーの最大の特長は、他の蜜源から作られるはちみつとは比べ物にならないほどの食物酵素が入っていること。

味もはちみつ特有のクセがなく、和三盆のような上品な甘さが残ります。

他にもエスパルセットを蜜源としたはちみつは販売されていますが、白くてふわふわとした食感をより強く出すために、ホイップさせている商品が多く、ホイップする際に熱が加わる可能性も否めません。

また、船での輸送時にコンテナが高温にさらされ、はちみつの成分が破壊されている場合もあります。

『TSUKUMOZA エスパルハニー』は現地の品質管理はもちろん、輸送時の温度管理も徹底することで本物の非加熱はちみつとなっています。

はちみつ界のロールスロイスと呼ばれ、ヨーロッパやアラブの貴族で取引され、日本へはあまり流通していませんでした。近年、はちみつへの注目度が高まっていますが、大自然の恵みでもあることから生産量を増やすことができず、今後ますます希少価値が高まっていくでしょう。

手に入りやすい今だからこそ、おすすめしたい非加熱はちみつです。

出典、参考・ミツバチQ&A

      草地家

      地球・人間環境フォーラム  

      暮らしのヒント 

      堀養蜂園のはちみつ

      まじめな蜂蜜

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