はちみつの栄養価が高い理由とおすすめのはちみつ

パンケーキやヨーグルトにかけたり、紅茶にいれたり、料理の砂糖代わりに使うことが多いはちみつ。

単なる甘味を加える調味料だと思っていませんか?

実は天然の最強サプリメントと言えるぐらい、優れた栄養がたっぷりと含まれています。

ここでは、はちみつの栄養価が高い理由と、とっておきのおすすめはちみつをご紹介します。

はちみつの栄養価

はちみつは自然が育んだスーパーフードです。

その栄養価は市販のサプリメントでは敵わない程、優れた栄養が含まれています。

はちみつの主成分とは

はちみつの種類によって割合は違いますが、はちみつの成分で最も多いのはブドウ糖と果糖です。どちらも私たちの体に欠かせない栄養素です。

ブドウ糖と果糖は「単糖類」のため、体の中に入ると短時間で吸収されて、胃腸へ負担がかからずエネルギー源となります。

エネルギー源と言えばお米や小麦粉などの炭水化物ですが、これらは体内で酵素によって分解され、最後にブドウ糖になります。

はちみつに含まれるブドウ糖と果糖はもうこれ以上分解する必要がありません。

病気などで体力が衰えたり、食事が取れない病人にブドウ糖を点滴するのはそのためです。

豊富なビタミン類

はちみつはビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビオチン・C・K・コリンなど、約10種類のビタミンが入っています。

ビタミンには少量で効果のある「活性型」と大量でなければ効果のない「不活性型」があります。

はちみつに含まれるビタミンのうち、なんと92%が「活性型」ビタミンです。

その多くを占めるのがビタミンB1、B2、B6、B12などのビタミンB群です。

ビタミンB群は疲労物質である乳酸の燃焼に寄与するため、「疲労回復ビタミン」とも呼ばれています。

ビタミンB2とB6には細胞の再生を促す効果や、皮膚や粘膜を保護する作用もあります。

乾燥による肌荒れや髪のダメージが気になる方には嬉しい栄養素です。

ミネラル・天然酵素など

はちみつはその他に、カルシウムや鉄など27種類のミネラルと、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど約150の栄養成分を含みます。

これらの栄養成分はどれも良質なものです。

腸内環境を整えてくれるグルコン酸やオリゴ糖なども含まれているので、非常にバランスが良く、まさにスーパーフードです。

そして、はちみつの特徴である粘り気のあるとろりとしたテクスチャーは、栄養成分にプラスし、傷んだ肌や粘膜の修復を助ける効果があります。

医学の父であるヒポクラテスも「傷の治療にはちみつが良い」と言い残したと言われ、現代医学からも非常に注目されています。

ミネラルの亜鉛は健やかな美肌を作り、ポリフェノールは抗酸化作用に優れているので、はちみつは美容を気にする方にもおすすめの食品です。

はちみつの栄養が豊富な理由

なぜ、はちみつは花の蜜や樹液をミツバチが集めたものなのに、ここまで栄養が豊富になるのでしょうか?

はちみつができる過程

はちみつに栄養が豊富に含まれているのは、ミツバチの生態系に秘密があります。

ミツバチはその時の満開の花の蜜を仲間と共に集め、ハチの体内の「蜜のう」という部分に貯めてから、巣に運びます。

巣では貯蔵係のミツバチが待っていて、そのハチに口移しで蜜を渡します。

こうやって花の蜜が複数のミツバチの体内に入ることで、ミツバチの唾液に含まれる酵素によって、花の蜜成分(ショ糖)がはちみつの成分(ブドウ糖と果糖)に分解されます。

蜜を受けとった貯蔵係のミツバチは、蜜を蓄える巣房(六角形の小部屋)に入れます。

この時点では蜜は水分量70%と大変水っぽい状態です。

そこで、巣作りのハチは自らの羽で羽ばたいて水分を蒸発させます。

水分量20%になるまで濃縮されたら、ミツバチの分泌液である蜜ろうによって蓋をし、さらにじっくりと時間をかけて熟成させます。

その巣板を遠心分離器にかけ、巣から飛ばしたものが生のはちみつです。

はちみつに含まれる花粉

ミツバチは花の蜜を集める時、体に花の花粉が付着します。

蜜を吸い終えたミツバチは、足にあるブラシに、吸ったばかりの花蜜をつけて湿り気を与えます。そして、自分の体についた花粉を濡れた足でこすりながら集めて丸め、花粉団子を作り、後ろ足にくっつけます。これはビーポレンといいます。

この花粉団子を巣房に蓄え、ミツバチの食事のおかずとなる蜂パン(ビーブレッド)が出来上がります。

花の蜜を蜜のうに貯め、巣に持ち帰り、ハチに口移しで渡す際、体についた花粉も蜜に入ります。

はちみつに豊富に栄養が含まれているのは、ミツバチによるはちみつの生成方法と、そこに花粉が含まれることで相乗効果を上げます。

はちみつの栄養の上手な摂取方法

普段口にしているお菓子や料理の砂糖をはちみつに変えると、はちみつの優れた栄養を余すことなく摂取できます。

しかし、栄養を損なわないよう注意すべき点があります。

生はちみつを選ぶ

ミツバチが作るはちみつは巣の中で熟成させるためとても時間がかかります。

そこで、一般的に販売されているはちみつの多くは、コストや生産性を重視し早く製品にしたいからと、熟成を待たずに収穫をしてしまいます。

当然、まだ完成していないので水っぽい状態です。そこで濃度を上げるため水あめや人工転化糖を添加し、さらに加熱し水分を飛ばします。

はちみつを購入する際は瓶にあるラベルをよく見てください。

純粋はちみつは、ミツバチが作ったはちみつに何も加えてないもの。

国産では水分含有量が23%以下、海外産では20%以下という基準があります。

加糖はちみつは、水あめや人工転化糖を加えたもの。

精製はちみつは、精製飲料水や食品加工に使いやすくなるよう、はちみつから香りや色を取り除いたもの。

加糖はちみつと精製はちみつは加熱が行われています。

なかには、はちみつは香りづけ程度で、中身は砂糖がメインといった商品もあり、はちみつの持っている期待すべき栄養はほとんどないと言っていいでしょう。

注意すべきは純粋はちみつです。

日本の「純粋はちみつ」の表示規定は、加糖はNGだが加熱はOKというもの。

加熱も人工的な加工ですので、生はちみつとは異なります。

この紛らわしい「純粋はちみつ」という表示には気を付けて下さい。

温度に気をつける

生はちみつはビタミンや酵素が含まれています。これらの成分は熱に弱く、45度以上で成分の破壊が始まります。

純粋の生はちみつは温度に気をつけていただきましょう。

料理に使う時は、調理の最後に加え、熱を通さないようにするといいでしょう。

サラダのドレッシングに酢と混ぜるのは相性が良くおすすめです。

紅茶に入れる時は、生はちみつは完全に冷めてから。

パンやホットケーキに塗る時も、バターを塗ってから最後に添えるというのを忘れないでくださいね。

スプーンに気をつける

容器に入ったはちみつをすくうのに何を使用していますか?

家庭に多い金属製のスプーンははちみつの成分と化学反応して、はちみつ本来の栄養成分を壊してしまう場合があります。 

木製のスプーン、または木製のハニーディッパーがいいでしょう。

容器の中で数秒間金属スプーンに触れただけで、保存中に化学反応が進んでしまうこともあるため、木製や陶器製のスプーンを使うのがおすすめです。

おすすめのはちみつ

加熱や加糖の加工がされているはちみつは栄養価はほとんどなく、単なる甘味を添えるだけと考えましょう。

本物のはちみつは希少価値があるので値が張りますが、栄養価が高く、自分への毎日の美容と健康に、また、贈り物としても喜ばれるでしょう。

 栄養価が極めて高いはちみつ

栄養価が高いはちみつを選ぶポイントは、

・ミツバチが作った純粋はちみつ

・蜜源が無農薬の花や木のもの

・養蜂する上でミツバチに抗生剤投与がされていないもの

です。

蕎麦や栗、マヌカのように濃い色をしたはちみつの方がミネラルが豊富で、栄養価が高いと言われていますが、匂いと味のクセがあり、苦手な人も多いでしょう。

また、加熱をして水分を飛ばし、色が濃くなっている場合もあるので注意が必要です。

エスパルハニー

中央アジアのキルギス共和国は国土の40%が標高3000mに位置する高山地帯で、その土地の利を活かした養蜂が盛んに行われています。

中でも、有名なのがエスパルセットを密源とするはちみつです。

天山山脈の麓の高原地帯に自生するエスパルセットは、昔から牛や馬の牧草として、また刈り取った草は土壌改良の肥料にもなるという、キルギスの地で重宝されている植物です。

完全無農薬のエスパルセットから作られるはちみつは、他の蜜源から作られるはちみつとは比べ物にならないほどの食物酵素が入っています。

また、養蜂が盛んな先進国では生産性を上げるために抗生物質が投与されている可能性が高いですが、キルギスのエスパルハニーはミツバチに抗生物質を投与するようなこともない100%天然オーガニックです。

エスパルハニーの特徴は白く結晶化していること。

それはブドウ糖が多いからです。ブドウ糖は体の中で脳のエネルギー源として活用されるので、勉強や仕事において集中力を高めたい時に効果があるとされています。

結晶化したはちみつというとじゃりじゃりした食感が特徴ですが、エスパルハニーは普通の結晶化したはちみつとは異なり、まるでバターのように塗れる滑らかさがあります。

味もはちみつ特有のクセがなく、和三盆のような上品な甘さが残ります。

ただし、エスパルハニーの中には、白くてふわふわとした食感をより強く出すために、ホイップさせている商品もあります。ホイップする際に熱が加わる可能性も否めません。

また、船での輸送時にコンテナが高温にさらされ、はちみつの成分が破壊されている場合もありますので、輸送の際も温度管理をされている商品を選ぶことが重要です。

毎日の健康に大さじ1杯のはちみつをぜひお試しください。

出典・山田養蜂場HP「みつばちの不思議なくらし

   美甘養蜂園「花からの贈り物

   ピントル「はちみつ専門ページ

   前田京子・作『ひとさじのはちみつ』 マガジンハウス発行

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